佐世保市議会 2006-12-11 12月11日-05号
5月には4年ぶり2回目となる米原子力空母エイブラハム・リンカーンが反対の声を無視して入港いたしました。その際、過剰警備が問題となりました。また、寄港間隔が短くなったことを指摘したやさきの11月6日には、横須賀を事実上の母港とする通常型空母キティホークが寄港をいたしました。
5月には4年ぶり2回目となる米原子力空母エイブラハム・リンカーンが反対の声を無視して入港いたしました。その際、過剰警備が問題となりました。また、寄港間隔が短くなったことを指摘したやさきの11月6日には、横須賀を事実上の母港とする通常型空母キティホークが寄港をいたしました。
まず、第1点目の米原子力空母寄港の際の問題と市の対応についてでありますが、先月25日午前9時過ぎ、米海軍太平洋艦隊に所属する原子力空母エイブラハム・リンカーンが佐世保港の中央部35番錨地に停泊し、29日まで5日間寄港いたしました。核搭載可能な空母の佐世保寄港は、1968年にエンタープライズが初寄港し、そして一昨年はジョン・C・ステニスが入港し、今回で通算7隻目であります。
核兵器搭載の疑義につきましては、議員からもお話がありましたように、一昨年の米原子力空母エイブラハム・リンカーンの寄港に関連して同様の趣旨のお尋ねがございました。
御案内のように、8月16日から19日まで、米国の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」が核兵器搭載の疑惑を何ら払拭することなく、労働組合や平和を求める市民団体の反対の声を無視して、佐世保港に入港を強行しました。 今回の入港は、単なる友好親善とか演習参加の目的でなく、現在インド洋で作戦行動中である米空母「ジョンF.ケネディ」にかわって作戦任務につく途中の立ち寄りだと言われていました。